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ビバ・フェレット > ホリスティックアニマルケア > 栄養素辞典 > 栄養素辞典 - セレニウム

栄養素辞典 - セレニウム


セレニウム
セレニウムSe
水銀水銀、カドミウム、ヒ素、鉛など有害ミネラル害作用をブロックしてくれるミネラルです。
また、抗ガン作用があることがわかってきて、近年脚光を浴びています。

この抗ガン作用は、SODと並んで抗過酸化カがある酵索、グルタチオンペルオキシダーゼの活性化にセレニウムが必要ということと関係があります。

やはり抗過酸化力のあるビタミンEと一緒に摂ると、生体膜の過酸化脂質化防止の働きはグンと強化されます。
皮膚のシミなどはこの生体膜の過酸化脂質化した証拠です。ビタミンEだけでは、還元する力はきわめて弱いのですが、セレニウムが一緒だとシミも消えていくことが期待できます。

セレニウムはフリーラジカルのスカベンジャーとしてこれらを消滅あるいは捕捉してガンを予防します。
乳ガンをはじめとして少なくとも10種類のガンを80〜90%減らす可能性があります。
ガン患者が延命されるとともに、ガン細胞の著しく縮小されることがあります。
ガン患者の化学療法の毒性を軽減し相乗効果を発揮します。

セレニウムはセレノメチオニンとしてビタミンEと協力し、心臓を働かすエネルギーである補酵素Qを生産し心臓病を予防します。
心臓の激痛を軽減します。
セレニウムの補給は心臓発作を起こした後でも卓効を示します。
不整脈その他の心臓疾患治療に効果があります。
グルタチオンペルオキシターゼの主要成分として肝臓の硬化及び壊死を予防します。
フリーラジカルスカベンジャーとして強力な消炎作用をもち、神経痛、リウマチ、こう原病、関節炎などの予防及び軽減に効果があります。

老化の進行やガンは、生体膜の過酸化脂質化と相関性があるので、セレニウムの不足がないように配慮したいものです。
現代人の生活で一番問題となるのは公害物質(有害ミネラルを含む)による汚染と体内での過酸化作用の進行の二つといえます。
この二つの問題さえ解決できれば元気にみちた生活、長寿と健康は約束されたも同然です。セレニウムの適量の摂取はこの二つに対して同時に有効です。

毎日25〜200mcg程度はサプリメントで補っておきたいものです。
毒性があらわれるのは5mg以上ですが、特殊治療の時以外は400mcg以上の毎日の摂取は御注意下さい。

セレンが不足すると
フケが多い
髪が抜ける
白内障にかかりやすい
しみがふえる
大気汚染に弱くなる
筋力が低下する
心臓が弱まる
心筋症、不整脈、動脈硬化
発ガンのリスクが高まる
老化が早まる
男性では精子が減る
女性では更年期障害の症状が増す

セレンの働き
酸化から目を守る
大気汚染から呼吸器粘膜を守る
血管の老化を防ぐ
からだの組織の柔軟性を保つ
更年期障害の症状を改善する
ガンを抑制する

1 セレンの働き

最近になって、セレンは、体内で生じる有害物質(過酸化物)の分解を触媒する酵素の構成成分として働いていることがわかってきた。

2 セレンの吸収
人間が1日に食べる食物中に含まれるセレンのうち、体内に吸収されるのは80%程度。
その大部分は腸管から吸収されると考えられている。

吸収されたセレンは、体内の各組織で利用され、不要なものは尿とともに体外へ排泄される。

過剰症について

セレンは、適当量ならば、生体にとってなくてはならない物質だが、体内に過剰にとり込まれると、さまざまな有害作用を及ぼす。

セレンは微量元素のなかでは、毒性が比較的強いことがわかっている。

・最も多い症状は脱毛と爪の脱落

1 土壌中のセレン濃度の高い地域でのセレン中毒(中国の例)

2 いわゆる健康食品によるセレン中毒(米国の例)

セレン摂取量の国際比較
セレン摂取レベルが低い地域は中国の一部(克山病発生地域)、ニュージ一ランド南島、フィンランドやスウェーデン等の北欧諸国など。

逆に、セレン摂取量の多い地域はベネズエラ、米国のサウス・ダコタ州、中国の湖北省
恩施地区、米国サウス・ダコタ州は家畜のセレン中毒症であるアルカリ病(注**)などがおこったえまとして知られている。
穀類、野菜などの植物性食品にかたよった食事は、土壌中のセレン含量の影響を非常にうけやすい。
**アルカリ病=家畜に元気がなくなり、骨や蹄がおかされてまっすぐ歩けなくなる。はじめは、水たまりのアルカリ性の水が関係すると考えられ、アルカリ病と呼ばれた。現在では、家畜の食べる植物中に含まれる高濃度のセレンが原因であることがわかったが、アルカリ病の名前はそのまま使われている。

必要なセレンは日常の食事で十分とれる

セレンを含む食品
セレンは、植物性食品、動物性食品のいずれにも含まれている。
植物性食品に含まれろセレンの量は、世界的にみると、地域によって差がある。これは、作物中のセレン濃度が、その地域の土壌中に存在するセレンの濃度に影響されるため。
これに対して、動物性食品に含まれるセレンの量は、どの国でも比較的安定している。
これは、動物にとってセレンが必須のものであり、体内で一定のレベルに保たれていることを示している。
食品中のセレン量を多い順にいうと、魚介類、海藻類などの海産物、肉類とくに内臓、米、麦などの穀類、大豆、乳製品、野菜、くだものの順になる。

セレンの必要量と安全量について
第6次改定日本人の栄養所要量によって始めて決められたセレンの所要量は約40〜60μgで、許容上限摂取量は250μgとされた。
米と魚を中心にした日本的な食生活をしていれば、適正な量のセレンを摂取できると考えられる。
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